こんにちはNitya(ニーチャ)スタッフのchieです。
明日からお盆休みという方も多いのではないでしょうか。
Nityaでも明日から少しお休みをいただく予定となっております。
さて今回は、今夏の夜空で展開されている素敵な天体ショーをご紹介したいと思います。
それはペルセウス座流星群。
ペルセウス座はご存知でしょうか。
ペルセウス座は北東のやや低い空に輝く星座です。
ペルセウスとは、ギリシア神話に登場する英雄で、髪の毛が蛇でできていることで有名なメデューサを退治し、その後アンドロメダーと結婚。
最後には星になったと言われています。
ペルセウス座流星群は、そんなペルセウス座のすぐ横あたりを放射点として降り注ぐ流れ星たちなのですね。
※流星とは、宇宙空間にある彗星が放出した小さなチリの粒が、彗星の軌道と地球の軌道が交差する際に地球の大気と激しく衝突して高温となり、気化して光を放つ現象。
チリの粒の集団は、彗星の軌道上に密集していて、交差する際にはまとめて地球の大気に飛び込み、これにより流星群が起きるのだそう。
ペルセウス座流星群は、毎年8月12日、13日頃を中心に活動する流星群。
ペルセウス座流星群は、1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに「三大流星群」と呼ばれていて、とてもたくさんの流れ星を見ることのできる流星群です。
流星群の活動時期が夏休みやお盆休みと重なっているため、夜更かしをしやすかったり、星のよく見える場所に行きやすかったりすることも流れ星が見やすい理由なのでしょうね。
また、「しぶんぎ座流星群」と「ふたご座流星群」は寒い冬の時期ですが、ペルセウス座流星群は観察時の寒さについて心配する必要がないので、ゆっくりとみることができますよね。
暗い場所で観察すれば、最も多いときで、1時間当たり40個ほどの流れ星を見ることができるとも言われているペルセウス座流星群。
ぜひ、このお休みの機会に、流れ星に願いを込めながら夜空をゆっくりと眺めてみるなんていかがでしょうか。
今年のペルセウス座流星群は、8月12日の夜が特にたくさんの流れ星が見れる見頃です。
特に12日は11日が新月なこともあり、月明かりが少ないため、とても流れ星が見やすい状態。
流れ星は21時頃からあらわれ始め、空が明るくなり始めるまで続きます。
明け方に近づくにつれて流れ星の数は増えていくのだとか...
みなさまも良い夏休みをお過ごしください
Chie