こんにちは、Nityaニティア・スタッフのchieです。
先日、久しぶりにインドの星詠みをうけてきました。
その内容の前に少し、インドの星詠みについてお話しさせてください。
Nityaではスリランカの星詠みをご提供していますが(現在はお休み中)、インドの星詠みとスリランカの星詠みの起源は、同じヴェーダ哲学を背景としています。
ヴェーダ哲学を背景に持つということは、梵我一如(ぼんがいちじょ)や、カルマ、輪廻転生(りんねてんせい)など、日常では聞きなれない、物語に出てくるような、大変にスピリチュアルな要素を持つということになります。
しかし、その反面、星の読み方はとても論理的、数学的かつ現実的で、一方では宿命を説いたかと思えば、それに対する処世術とも言える処方箋が豊富に用意されているという特徴を持っています。
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カルマとは
サンスクリット語で「行為」を意味しています。
また、「カルマは必ず自分に返ってくる」というヴェーダ哲学の思想から、行為の結果として蓄積される「宿命」のことを示す。
梵我一如(ぼんがいちじょ)とは
自然的世界の根本原理であるブラフマン(梵)と、人格的な自我の原理であるアートマン(我)が同一であるという思想。
これらが同一であることを知ることにより、永遠の至福に到達しようとする思想。古代インドにおけるヴェーダの究極の悟り。
輪廻転生(りんねてんせい)とは
宇宙の全てを司るブラフマンは不滅のものであり、それとアートマンが同一であるのなら、アートマンも不滅のものである。
個人の肉体が死を迎えても、アートマン(我)は永遠に存続するということ。
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ヴェーダ哲学を基としたインドの星詠みやスリランカの星詠みと、西洋占星術は、同じように惑星の動きの影響を読み解く占術であっても、その宿命観に大きな違いがあります。
西洋占星術では、出生時間の天体の配置や運行の状態が宿命を決定すると考えていますが、ヴェーダ哲学を基としたインドの星詠みやスリランカの星詠みでは、その人の出生した時間はなぜそのような惑星の配置だったのか、またその人はなぜその場所で、その両親のもとに生まれてきたのかを重要視しています。
カルマの法則については、ここでは割愛させていただきますが、「過去においてなした行為は、良い行為にせよ、悪い行為にせよ、いずれ必ず自分に返ってくる」という因果応報の法則のことです。
ヴェーダ哲学を基としたインドの星詠みやスリランカの星詠みは、基本的に宿命を読んでいくものですが、宿命通りに生きなければならないという訳ではありません。
私たちは自由な意思で行動することができます。
ヴェーダ哲学を基としたインドの星詠みやスリランカの星詠みは、処世術とも言える処方箋が豊富に用意されていますし、この自由な意思で作っていける人生を、最大限に有効に活用するために診てもらうものだと思っています。
星詠みは、幸せな人生のために活用されるべきもの。
忘れないでいたいですね。
さて、そろそろインドの星詠みをしてもらったお話に戻りますね。
そういえば以前、インドの星詠みをしてもらったのは、もう3年以上も前。
どうして今回、インドの星詠みを日本でしてもらったのかと言うと...
それは、出生時間を診てもらえるとのことで。
え? と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、私は自分の出生時間がわかりません。
母がへその緒と共に捨てたらしく、母子手帳もありません。
(いちよ理由としましては、へその緒がミイラみたいで怖い。母子共に健康だから母子手帳はもういらないと思った。そうです笑)
じゃあ、今までどうやって星詠みの方に診てもらっていたのか、と言うと...
3時間づつ時間をずらしたりしながら、出生時間を申告したりしていたのですね。
例えば、今回は12時、次回は15時といった感じです。
星詠みでは、出生時間はとても大切で、3時間違うと結果が大きく違ってきてしまいます。
プラネタリウムを想像してみてください。
ホロスコープはあなたの生まれた時間の空の写し絵。プラネタリウムそのものです。
3時間も経てば太陽は高く昇り、また月も出てきていることだってありますよね。
私は12月18日生まれで、時間をずらしながら沢山の星詠みの方に診てもらい、楽しんでいたのですが...
最近みてもらっていなかったのは、どれも本当の自分の出生時間の星詠みじゃない。
そう思い出すと積極的に考えられなくなっていたのかもしれません。
そんな時、出会った日本人のインド占星術家の方と出生時間の話をしていたら、出生時間を調べていただけることになり、
その方法としては私のライフイベントと身体的特徴から、そのような特徴の出る出生時間を割り出せばよい、との事だったので受けてみることに。
(このアドバイスは以前も聞いてはいたのですが、インドでは受け入れてもらえなかったのです。)
またスリランカでも「出生時間はわかるから」などと言われることがありますが、スリランカの人たちによると、それは観光客相手の商法だと言われています。
スリランカでは誕生時間はとても大切にされているため、わからない事がほぼ無く、わからないけど診てほしいという強引な観光客のために、適当に時間を設定してみてあげた事から始まり、今では「出生時間はわかるから」になったのだとか...。
前置きが長くなりましたが、久しぶりのインドの星詠み。
しかも日本の方の診断。どのような結果だったのか。
結論からいえば、今までの星詠みとは全然違ったように感じています。
今回診てもらったタイミングも良かったのかしら。
そもそもいわゆるインドの星詠みというと北インド式のことが多く、スリランカの星詠みは南インド式なので違うといえば違うのですが...
インドの星詠みやスリランカの星詠みには、ダシャーと呼ばれる未来予測技法があり、9つの惑星に6年〜20年の期間が与えられ、合計で120年で一回りするようになっています。
私の星詠みによると、私は長かった19年の土星期がようやく明けて、今、水星の第1期に。
土星期は、支配者からの恩恵を頂きながら学習や研究、鍛錬などの修行をし、今後の地位の向上のために励むときなのだとか。
うん。簡単に言えば、全てが思うように行かず、悩みや壁も多く、我慢や辛抱の多いときだった。ということです。
黒い服を着たりするのも土星期の特徴なのだそうで...。
黒い服ばかりが並んでいた20代、30代の私のクローゼット... 19年って長いものですね。
土星期だから??ってなんだか微笑ましい。
水星期も長く、これから16年も続きます。
他にも自分のウィークポイントの再確認も出来、ウィークポイントを補うお守りとなる宝石も教えて戴きました。
私は私だけのオンリーワンの本当の個性を生かしていこう。
これからが楽しみです♡
皆さんは、今どのような時期ですか?
今回久しぶりにインドの星詠みを受けてみて、改めて、星詠みって本当に素敵なことだなと実感しました。
Nityaでは今スリランカの星詠みをご提供して差し上げられていませんが、またご提供できるよう努力していきたいと思っています。
Chie