こんにちはNitya(ニーチャ)スタッフのchieです。
今日は私がもともとこのNityaを運営する元となった宝石のお話を少ししたいと思います。

宝石はとても綺麗ですよね!
私がこのお仕事をするずっと前のお話になりますが、スリランカにアーユルヴェーダを学びに行っていた時に初めて宝石に出会いました。
もちろん、すでにジュエリーなどになった宝石はいくつも見たことがあったのですが、ルース(いわゆるカットされた宝石)そのものをたくさん見る機会などはなかったのです。
初めて見た宝石はとてもとても綺麗で、その美しさに興奮してしまったことを今でも鮮明に覚えています。
その時は、もちろんこんな美しい宝石を自分で取り扱うことなどはまったく考えていませんでしたが、その後に星読みと宝石の伝承を知り、とても感銘を受け、またその夜はスリランカの夜の星空も大変美しくてロマンが溢れていて... こんな話をしていると又すぐにスリランカに行きたくなってしまいますが... スリランカのお話はこの辺りにして。
そんな美しい宝石たち。
今回の写真のこの宝石はトルマリンと言って、通常は単色のシングルカラーが多いのですが、この写真のトルマリンはバイカラー(2色)だったり色に濃淡があったりするタイプでとても可愛らしいのですよ。
最近、トルマリンはとても人気があり、特にこのように色が混合したものはさらに人気があります。
本当に可愛いですものね。
トルマリンはスリランカのシンハリ族の言葉「トゥラ・マリ(いろいろな色を持つ石)」を語源としていて、この語源のように、トルマリンには様々な色があり、さらに透明なものも不透明なものもあります。
また赤いトルマリンはルベライト、濃い青色系のものはインディコライト、オレンジ褐色系のものはドラバイト、無色のものはアクロライト、緑とピンクが帯状になったものは見た目がスイカに似ていることからウォーターメロン・トルマリンと呼ばれています。
これは他の宝石も同じですが、同じトルマリンでも色が違うだけで名前がまったく変わってくるのですね。
トルマリンには古くからの言い伝えや伝説などの物語があまりありませんが、摩ると電気を帯びる性質があるので古来から様々な治療に使用されてきた歴史があります。
特にウォーターメロン・トルマリンのような緑からピンクまでの色を含んだ多色のトルマリンは内面部分から身体やメンタルを整える作用があるとして貴重に扱われてきました。
私も様々な色のトルマリンを扱いながらこの宝石たちが美しいだけでなく、人々を癒してきたことに想いを馳せることがあります。
宝石が私たちを惹きつけてやまないのは、ただ本当に美しいというだけでなく、まだまだ私たちが知らない素晴らしい力が宝石にあるからかもしれません。
Chie