こんにちはNitya(ニーチャ)スタッフのchieです。
6月に入りそろそろ日本ではジメジメした梅雨の時期。
そんな6月の誕生石はムーンストーンとパールなのはご存知でしょうか。
誕生石はユダヤ人の宝石商がユダヤの伝統と風習に沿ってアレンジし、ニューヨークで作られたものといわれています。
誕生石はこの程度しか知らない私... なのですが、西洋占星術の蟹座(6月22日~7月22日)の星座石もムーンストーンとパール。
同じような時期に誕生石も星座石もムーンストーンとパールだなんて、なんとも不思議ですよね。
またナワラトゥナ(ナヴァラトナ)も月の対応する宝石はパール。
さらにパールの代わりになる宝石としてはムーンストーンが指定されています。
星座石とは西洋占星術の星座から決められる守護石です。
12の星座には10の惑星が示されており、この10の惑星は古代では神々だとされてきました。
この神々のパワーは色彩により象徴されていたので、人は生まれながらにして自分の色を持つようになり、守護石をどの惑星に当てはめていくかも、この惑星と色との関連で分類されてきたのだそうです。
星座石を持つことで、その宝石が生まれながらの自分の色やパワーを強めてくれる。
宝石の色が輝けば輝くほど、運勢が良い方向に導かれるとしたのだとか。
このような、「宝石は人間の運命に関連する物質だ」という考え方は、脈々と現代に受け継がれ、その背景には、宝石の持つ輝きは強いパワーを秘めており、そのパワーは「人に良い影響を与える」という考え方が潜在的に存在するためなのだそうです。
五千年以上もの昔から宝石はその希少性や輝きが人を惹きつけ、お守りとして人を守護する力があるとされおり、太古の人々は、その中で魔除けや護符としての役割を果たす宝石、つまり守護石なるものを求めていきました。
太古の人々は遠く離れてお互いの存在を知らずとも、同じような考えを宝石に持ったこともとても不思議なことです。
また、ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)のパールとムーンストーンに対応する惑星が月というのは古代から決まっていることのようですが、世界中の人々の中でもパールとムーンストーンと月というのは結びつきがあるようです。
宝石はその美しさだけでなく、たくさんの伝説や物語があるのも魅力のひとつです。
次回はパールやムーンストーンの石の伝説や物語をご紹介できればと思っています。
Chie