こんにちはNitya(ニーチャ)スタッフのchieです。
最近、テレビドラマの主人公が天才数学者だったりと、数学が脚光を浴びている気がしませんか?
数学というととても難しそうですし、計算はとても苦手なのですが、いろいろとお話を聞いてみると、数学自体はなんだか面白そうに感じてきます。
たとえば、私たちが風景を描くと目に見えた様に描くものですが、数学で描くと数字がそこに置かれることになるのだとか。
山には1が置かれ、トンネルがある山には2が置かれるのだとか... これも私たちが描く、目で見える風景と同じなのだそう。
目でみることをやめれば、視点を変えれば、みえてくる世界。
実はNityaニーチャのナワラトゥナ(ナヴァラトナ)の「惑星数智学」もこの数の世界のお話です。
今日はナワラトゥナ(ナヴァラトナ)と深く結びつきがある「惑星数智学」のお話をしようと思います。
数の世界
宇宙の遠く遥か彼方へ行ったことがなくとも、数学の計算でその距離や歴史までも推測できるように、数はあらゆるすべての情報を解き明かすことができ、またその情報を持っていると言われています。
惑星数智学の「数智学」も森羅万象の法則を数字を通して解き明かし、理解していこうとする方法です。
この数智学の理論は数秘と呼ばれ、アジアだけでなくヨーロッパなどでも用いられいるのだそうです。
数秘は「ピタゴラスの定理」で有名な古代ギリシャの哲学者ピタゴラスが起源。
ピタゴラスは「万物の根源は数である」と説いて、数を通じてこの世界を理解しようとした人物です。
古代の黄河時代やエジプト文明などですでに数を用いて様々な現象を読み解くことが行われていたようですが、これらは歴史の中に埋もれてしまっていました。
その埋もれてしまっていた数の神秘性に法則を見出し、世界は数で表すことができるという基本概念を確立したのがピタゴラス。
世界を数で表す、この仕組みはまるで地図のようなのだとか。
地図は現実の世界を完璧に再現しているわけではありませんが、地図を見ることでその地域の概要を俯瞰で知ることができます。
「数智学」は地図と同じようにこの世界の一定の様相を捉えているのだそうです。
こういったことで、現在の宇宙科学も発展しているのだと思うと本当にすごいことですよね。
ピタゴラスの数の思想はプラトンに引き継がれ、数の思想が数学という学問に発展していくと共に、ユダヤ教などのカバラの影響を受けて、西洋占星術やタロットなどとも結びつき、ルネサンスの頃には数秘となりヨーロッパで隆盛を極めたのだそうです。
現在ある西洋の数秘は20世紀初頭にダウ・バリエッタ夫人というアメリカ人女性が復活させ確立した方法なので、直接ピタゴラスの思想を受け継いだものではないようですが、バリエッタ夫人の確立した方法は近代数秘として欧米や日本で広く受け入れられています。
一方、インド地方でも古代からの流れを受け継ぐ数の思想があり、インドの数の思想はインドの占星術と結びつき、数字と惑星が対応することで発展をしてきました。そのため、インドの数秘は惑星の持つ性格や特徴、惑星に関わる神話の世界の要素が色濃く影響しているのだそうです。
またインドでは「0」が世界で初めて発見されるほど数の思想が発展していたのだとか。
インドでの「0」の発見は数学上の飛躍的な進歩の一つと考えられています。
インド地方の数秘は西洋と東洋の文化が交流する中で、ピタゴラスの数の思想とインド地方の数の思想が融合した部分もあるようですが、西洋占星術にはないラーフ(太陽と月の昇交点)やケートゥ(太陽と月の降交点)の概念が独自の領域として発展を遂げ、そのままインド地方に残ったのだとか。
そうしてできた「惑星数智学」は、このインド地方の数秘からヴェーダ哲学に基づく宝石の概念と宝石療法を連動させたものだと言われています。
またナワラトゥナ(ナヴァラトナ)もこのインド地方の数の思想から生まれた惑星と人、それを宝石で繋げたお護りのジュエリーなのですね。
Nityaでもご紹介している「惑星数智学」では、人間の本質である性格や行動の様子や、人生における障害や挫折に対する対処法などが読み解けるとされていますが、「惑星数智学」は人生の悩みや問題に対する明確な回答を与えるものではありません。
ただ大宇宙の実相を読み解き、小宇宙である人間にもその法則が存在していることを教えてくれるものです。
宇宙の法則の宿命を内包しつつ、どのように生きれば良いのか、失敗しない方法やその現実的な生き方はどうなのか。
「惑星数智学」では壮大なヴェーダ哲学の知識の中からその対処方法を提供するものとなっています。
Nityaでご提供している「惑星数智学」もその片鱗に触れることができるでしょう。
ご興味のある方は、覗いてみてくださいね。
>>惑星数智学はこちらをクリックしてご覧ください
Chie