ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)を辿る旅 宝石の町ラトゥナプラ

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こんにちは、Nityaニーチャスタッフのchieです。

 

只今、ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)を辿る旅でインドからスリランカに戻ってきました。

 

ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)とは、Nava 9つ・rathna 宝石と書き、アジア全般に伝わる「9つの星」が人に与える影響をより良い方向へ導くと言われる「9つの宝石」で出来たお守りのこと。

また9つの宝石で出来ていることからナインストーンとも呼ばれています。

 

ここスリランカでは、赤ちゃんが生まれるとその子の生まれた瞬間の星の視座であるホロスコープを作り、ファーストジュエリーとして、このナワラトゥナ(ナヴァラトナ)が贈られています。

 

 

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こうしたお守りが作られ根付いてきたのも、ここ南アジアの国々が、宝石が豊富に産出する地帯だったからでしょう。

その採掘地で有名なスリランカの「ラトゥナ プラ(宝石の町)」は、一度は訪れてみたい町です。

 

「アラビアンナイト」ではシンドバッドが宝石を求めて、ラトゥナプラを訪れたのだそうですし、

マルコポーロの「東方見聞録」にもラトゥナプラで採れる宝石が、いかに素晴らしいかの丁寧な記載があります。

 

また、スリランカは良質なコランダムの産地で大きなルビーやサファイアが採掘されています。

その最有名な採掘地が、このラトゥナプラなのです。

 

ラトゥナプラとは「宝石」という意味のラトゥナ、「町」という意味のプラで、土地名そのものが宝石の町を示している町。

 

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この写真のスターサファイアはラトゥナプラで採掘され、今年オークションのために公開された世界最大のブルー スターサファイア「アダムの星」。

すごい大きさです…。

こんなに大きなサファイアも採れたのですね。

 

ラトゥナプラでは町の至る所に採掘場があって、町は宝石商であふれています。

 

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賑わう宝石商が集まるラトゥナプラの通り。

特に午前中はたくさんの人で溢れています。

 

ほとんどがファセット(研磨済み)を売る宝石商で自前の研磨場を持っているので、町を歩いていると各々のご自慢の宝石を差し出して、「どう?? いいでしょう?」と声をかけてきます。

 

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宝石の原石採掘場は町から少しだけ離れたところにあり、外から見ると簡易的な小屋の屋根があるような様子...

 

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小屋の中は奥深くまで掘ってあり、空気が薄くなってしまうほどだとか。

 

採掘して引き上げた原石は水に浮かせて、選り分けます。

宝石は通常、普通の石よりもずっと重いので、水に流されるほど軽い石は宝石ではないのです。

 

 

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そうして、宝石がこの中にあることに祈りを込めて、宝石が採れたかどうかを確かめます。

 

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ラトゥナプラの原石は大切に研磨されて美しい宝石となり、世界各地でその美しさの中に大切な思い出までも閉じ込めて大切にされていくのですね。

イギリスのキャサリン妃が受け継いだ、故ダイアナ妃のブルーサファイアのリングも、ここラトゥナプラで採れたものだとか。

 

 

 

私もサファイアやキャッツアイ、アクアマリンなど見せていただきましたが、とても綺麗でした...

 

遠い昔にシンドバットやマルコポーロも、ここで私のように宝石を見せてもらい夢心地になったことでしょう。

そんなことを思いながら…

 

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美しい宝石の原石たち…

 

宝石の町、ラトゥナプラはスリランカの首都コロンボから南東におよそ100kmほどの距離にあります。

 

 

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スリランカで採れた宝石がたくさん入ったNityaニーチャのナワラトゥナ(ナヴァラトナ)もいつか誰かの素敵な思い出をたくさん詰め込んでいくのでしょう。

 

 

Chie

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