ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)を辿る旅 フルムーン ポヤ デー

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こんにちは、Nitya(ニーチャ)スタッフのchieです。

 

只今、ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)を辿る旅をしていて、スリランカの満月祭を前にインドからスリランカにまた戻ってきました。

ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)とは9つの宝石で出来ていることからナインストーンとも呼ばれ、アジア全般に伝わる「9つの星」が人に与える影響をより良い方向へ導くと言われる「9つの宝石」で出来たお守りのこと。

 

ここスリランカでは、赤ちゃんが生まれるとその子のホロスコープを作り、ファーストジュエリーとして、このナワラトゥナが贈られます。

 

もちろん「9つの星」の中には月もあり、重要な星としてカウントされています。

星をとても意識しているスリランカでの満月の日は、とても大切な日。

 

満月の日はポヤ・デー(Poya Day)と言って国民の祝日となっています。

そしてスリランカでは19日が7月のポヤ・デーでした。

私はてっきり20日かと思っていたのですが…

 

満月の日には近くのお寺に行ってお祈りをするのがセオリーなスリランカの人々。

 

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また、厳密には不浄の活動(経済的な活動や、食肉、飲酒など)を控えて清らかな心でこの日をお祝いするのが習わしなのだそう。

 

私もせっかくのポヤ・デーなので近くの仏歯寺にお祈りを捧げに行ってみました。

 

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いつも混んでいる仏歯寺なのですが、本日は満月祭。

いつも以上にすごい人です。観光客と地元の方が入り乱れて…

 

 

みんな満月を祝ってお寺で夜の時間を静かに過ごすため、いつもは芝生の庭には入ってはいけないのですが、今日は解禁しています。

 

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スリランカでは特に5月のポヤ・デーが一番重要な満月のお祭りで、スリランカ全土で不浄の活動が控えられるのだそうです。

飲酒に関しては特に厳密で旅行者への提供も禁止されるのだとか。

 

日本でも5月の満月にはウエサク祭(京都・鞍馬寺)がありますよね。

 

また広い範囲のアジア圏では特に5月の満月はウェーサーカ祭(起源はサンスクリット語でいうVaiśākha)と呼ばれて重要視されているようです。

(香港・台湾・インド・ネパール・タイ・ベトナム・ラオス・チベット・インドネシア等)

 

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満月は月のパワーが最大になる時

 

ヨーロッパでは、月の光を浴びすぎて暴走してしまった人をルナティックと呼びます…

 

スリランカでは、満月の時には静かに過ごしなさいという…

 

 

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月のパワーを同じように世界中で感じています…

 

 

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来月の満月祭はペラヘラ祭もあり、また盛大になるのだとか。

 

ペラヘラ祭とは8月の新月から満月の間に行われる、ここスリランカ・キャンディにある仏歯寺の仏陀の歯を、像に運ばせて街を練り歩くフェスティバルです。

新月から満月にかけての期間は、とてもいい時期とされているので、この期間にフェスティバルも行われるのだとか。

 

いつも暗くなると電気をすぐつけてしまう私たちが忘れてしまったものが、ここにまだある…

 

私も心静かに月を眺めてポヤ・ディを過ごします...

 

 

Chie

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