Nityaニーチャスタッフのchieです。
本当に今年の夏は暑いですね...
熱中症も多いようですので、みなさまもくれぐれ体調を崩さないようお過ごしください。
今日は神秘的なお守りジュエリーのナワラトゥナ(ナヴァラトナ)がどのようにしてできたのかをお伝えしようと思います。
まず、ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)の9つの宝石についてなのですが、
古来から宝石はその美しさ以上に治癒の能力があるとされ、最も吉兆なものと尊ばれて5千年以上の長い歴史の中で長年受け継がれてきました。
宝石の治癒能力に着目した療法は、現在は宝石療法・ジェムテラピーと呼ばれていますよね。
ヨーロッパやアメリカ大陸、アジアなどの世界各地で伝統的な宝石療法は様々にあるのですが、
ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)での宝石療法は、伝統医学のアーユルヴェーダにおいて、宇宙の星である惑星の力を持つ天然の宝石を、個人の出生図より「生まれてきた目的」のために処方されています。
それは治癒の療法にあたるの??... と思うかもしれませんが、大きな意味で治癒だとされています。
伝統医学のアーユルヴェーダでは傷を癒すことだけが治癒ではなく、体が正常でなおかつ「魂が幸せな状態」を健康と捉えているので治癒の範囲がとても広いのです。
生まれた瞬間の個人の星の配置による「生まれてきた目的」の星から良い影響を受け取るため、星の持つ力をさらに強め、その力を最大限に利用するために宝石が用いられたのがナワラトゥナ(ナヴァラトナ)の宝石療法。
「生まれてきた目的」を全うし、幸せな人生を送るための療法なのです。
ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)の宝石療法の歴史はとても古く、古代インドでは頻繁にアーユルヴェーダの医学的な治療に宝石が用いられてきました。
宇宙の星である惑星の発する光線は、人間の精神的、肉体的に大きな影響を与えています。
太陽の光を浴びると脳内の活性化物質が分泌されたり、長く浴びないでいると鬱状態になってしまうことが分かりやすいかもしれません。
健康でない状態とは、宇宙から得るべき原動力である「光」の均衡が失われている状態だとアーユルヴェーダの聖典には書かれています。
アーユルヴェーダでは、地球を含むこの世のすべてのものは宇宙からのエネルギーが凝縮したもので、そのエネルギーとは「光」。
7色の虹の持つ光線と紫外線と赤外線が特に重要だとされています。
宝石はこの7色の虹の持つ光線と紫外線と赤外線を合わせた9つの光線がそれぞれ凝縮された物質で、壮大な宇宙のエネルギーの写し絵とされているのです。
アーユルヴェーダで宝石を療法に用いるのは、人間もまた大きな宇宙を投影した小さな宇宙というフラクタルな考え方によるもの。
特に光線を凝縮し、自らその光を発するようになった宝石には特別な力があり、ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)の9つの宝石を身に付けて、この世の全てである宇宙全体の法則に意識を開き、その存在との信頼関係を深めていくとき、本当に必要なものを理解し手にすることが出来るとされています。
アーユルヴェーダが浸透しているインド広域やスリランカなどでは「人は生まれたときに9つの惑星の力をもらう」と伝えられ、大宇宙の中で移り変わる星の動きは、そのまま小宇宙である人の宿命に投影されました。
宿命が投影される9つの星の長所を伸ばし調和を与えれば、個性が引き出され、より良い人生を生きることができる。
その9つの星の発する光を自ら放つようになった選ばれた9つの宝石のお守りがナワラトゥナ(ナヴァラトナ)です。
ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)は長く秘儀とされ、一部の王族や貴族のみが身につけることを許されてきたお守りのジュエリー。
実は4000年も前から口伝えのみで継承されてきた聖なるお守りです。
本来の個人の持つ純粋な資質や力、そしてその宿命をより良く生きるための一生涯のお守りとして古代より伝えられた秘儀の療法ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)。
最古のヴェーダ聖典であるリグヴェーダにも書かれる、私たちに授けられたパワーを最良のかたちで引き出してくれるという神秘の宝石ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)。
あなたもぜひ感じてみてください。
Chie