こんにちは、Nitya(ニーチャ)スタッフのchieです。
GW後半になりました。
ちょっと天気が中日は悪かったですが回復してきたようです。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今回は以前にもこのブログに書いたヨガやアーユルヴェーダとナワラトゥナ(ナヴァラトナ)のことについて、また書いてみたいと思います。
ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)の9つの星のお守りジュエリーが生まれた
伝統医学のアーユルヴェーダには「大宇宙の様相は、小宇宙である私たちの様相と同じである」という諺があります。
これは、この地球の空の上に広がるとても大きな宇宙が、私たち一人一人と同じ構造だということを意味しています。
最近はとても浸透してきた
この地球の空の上に広がる、とても大きな宇宙を大宇宙。
この地球に暮らす、私たち人間を小宇宙。
とする言葉は、
物理学で、全体だとされるものとそれを構成する部分の形が、同じカタチを持っていることを指すフラクタル理論よりも、ずっと先にアーユルヴェーダで提唱されてきました。
大宇宙の中で地球は、宇宙を構成する星の一つ。
また私たち人間は、その宇宙を構成する、星の構成員。
宇宙の視点から見ると、私たち人間は地球の細胞の一つだと考えると、分かりやすいかもしれません。
地球を含めた大宇宙の天体は、ミクロな視点からみると、全く関係がないように思ってしまいがちですが、私たち人間と密接に関わり、深い関係性があります。
世界の経済も、自分の生活にあまり関係がないように感じがちですが、生活の中で使っている様々なものに徐々に影響が出てくるもの。
天体の影響は、物価のように変化がわかりやすいものではありませんが、私たちと深く影響しあい、私たちの様々な要因になっているのです。
同じくヴェーダ哲学を起源とし、今や知らない人はいないエクササイズのヨガは、私たち人間が密接に関わり、深い関係性のある大宇宙と1つに繋がる方法として導きだされ、パタンジャリによって1〜2世紀に今のような形になったと言われています。
自分の心を静かにして、宇宙と自分とを1つに繋ぐ。
地球を含めた大宇宙と自分が一体となることを目指し、肉体だけでなく意識へとアプローチをしていきます。
ヨガはそのポーズに注目が集まることが多く、その治癒力や体型などの調整が結果として付いてくるので、エクササイズだと思われがちですが、本来は、ポーズを通して地球の成り立ちやその地球を含めた宇宙を感じるためのもの。
自身を意識化し、ポーズをとることで、自身を観察することが出来るとされています。
ヨガは、宇宙と自分が同じものであることを知る実践的なものです。
ヨガとは自分とは何なのかを知るためのもの、なのです。
アーユルヴェーダとヨガは、ヴェーダ哲学を起源とするヴェーダの科学として、日本を含めた世界に大きな影響を与えてきました。
アーユルヴェーダの伝統医学は、その歴史がとても古いので、世界各地の伝統医学(ギリシャ医学、ユナニ医学、ペルシャ医学、中医学)に影響を与え、ペルシャ医学や中医学と一緒になり、チベット医学が作られたり、多くの伝統医学はアーユルヴェーダを取り込んで独自に発展をしてきました。
アーユルヴェーダは「幸福な長寿」をもたらすための知識になるので、伝統医学だけでなく近年見直されてきた現代医学も、もはやアーユルヴェーダに含まれてきているのかもしれません。
ヨガやアーユルヴェーダを知れば知るほど、同じくヴェーダ哲学から生まれ、ヴェーダの科学として作り出されたナワラトゥナ(ナヴァラトナ)がとても密接に関わり、深い関係にあることがわかってきます。
ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)がよく神秘的なジュエリーだと言われるのは、長く秘儀とされ、口伝えで守られてきたお守りだというだけでなく、ヨガやアーユルヴェーダのようにその源がとても深いからなのかもしれませんね。
私たちは様々な不安を持つことで、自分の内にある素晴らしい力を信じられなくなってしまうことがあります。
ヴェーダの科学ではこれをマーヤ(幻)といいます。
マーヤは、ヴェーダの科学では様々な不幸や病気、いわゆる厄をもたらすものとされています。
ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)はマーヤを払い、自分を信じる力を与えるようヴェーダ哲学から生まれたお守りジュエリー。
宇宙と自分とを1つにして、宇宙である9つの星を味方につける方法がナワラトゥナ(ナヴァラトナ)なのです。
自分の中に宿る素晴らしい力を信じて。
この大いなる宇宙の写し絵であるナワラトゥナ(ナヴァラトナ)が、ヨガのようにたくさんの人に知ってもらえることで、多くの人が自分自身の個性を輝かせてくれることを願っています。
Chie