ロマンティック・インドツアー20⑤

 |  | 

こんにちは、Nityaニティア・スタッフのchieです。

 

 

今回は、ジャイプールの世界遺産観光の様子をご紹介します。

 

本日は、以前こちらでもご紹介したジャンタル・マンタルにも訪れますよ。

 

 

 

 

 

 

まずは、ここジャイプールに滞在して今日は3日目になるのですが、ここまであまりジャイプールの説明をしていなかったかもしれないかな?

と思いますので、ご説明を。

 

ここジャイプールは砂漠の多い乾燥地帯ラジャスターン州の州都。

 

 

 

 

ジャイプールはラジャスターン州の州都として、様々な産業が盛んです。

かつてマハラジャに仕えたジュエラーが伝統技術を生かして制作するジュエリーや、布を装飾するブロック・プリントなどが特に有名。

 

ジャイプールの1日目に行ったお店のお洋服たちは、そのほとんどがこのブロック・プリントによるものです。

 

 

またジャイプールは、この地を治めていたラージプートの有力氏族、カチワーハー家の当主サワーイ・ジャイ・シン2世によって建設されました。

 

 

 

 

それ以前は、今日観光に行く、北東に約11km離れた岩山に位置するアンベール(現在アンベール城がある地域)が首都だったようですが、人口増加や水の不足などの理由から遷都の必要に迫られ、現在の町の位置に作られたのだそう。

 

町の名前であるジャイプールは「ジャイの町」を意味し、「ジャイ जय」は創設者ジャイ・シン2世から付けられたのだとか。

 

ジャイプールの「プル पुर」は「城壁に囲まれた町」という意味合いを持つそうですが、その名が示す通り、建設当時の町(現在の旧市街)は、高さ6m、総延長10kmに及ぶ城壁で囲まれていて、城壁には7つの主要な門が設けられていたそうです。


イギリスがインドの大部分を植民地化したイギリス領インド帝国時代においても、ジャイプールのマハラジャは領地の自治権を保証されていたため、デリーやアーグラなどに比べ、伝統的なインドの雰囲気をより強く残している地域でもあります。

 

ヴィクトリア女王の息子、アルバート王子がジャイプールを訪れた際、市街の建物をピンク色に塗ったのをきっかけに、伝統的に建物にピンク色の塗装が施されるようになり、現在でもジャイプールは「ピンク・シティ」と呼ばれるようになったのだとか。

 


現在では城壁の外側に新市街が形成され、駅なども新市街にあります。

 

マハラジャはインドの独立後も旧市街の中心にある「シティ・パレス」に住んでいて、今はその一部が博物館として公開されていますので、今日はこちらのマハラジャの宮殿にも行ってみたいと思います。

 

 

 

 

まずは、かつての州都であり、大きなお城のあるアンベールへ。

 

 

 

 

アンベール城は、入場ゲートからお城までまあまあの距離があるので、ここは名物の象タクシーに乗ってお城まで上がりましょう♪

 

 

 

 

2名まで乗れるので、写真を撮りあいながらのエレファント・ライドを楽しんでくださいね♡

 

 

 

 

 

お城まで象さんに送ってもらったら、降りてお城を見学。

階段もたくさんあって、お城の内部は結構複雑です。

 

 

 

 

ロマンティックなお城の内装などをいっぱい目に焼き付けて...

 

見晴らしの良い高台からの眺めを堪能したら、アンベールと城を後に。

 

 

 

続いて、旧市街に残るマハラジャの邸宅「シティ・パレス」へ

 

 

 

 

 

「シティ・パレス」には中庭があるのですが、邸宅の中庭から内部へと入るための扉はどれも素敵な装飾がたくさん。

その中の一つはこんな感じ...

 

 

 

 

 

思わず、うっとり...

 

 

 

 

宮殿の中もロマンティックです...

 

このシティ・パレスには現在もサワーイ・ジャイ・シンの子孫であるマハラジャが住んでいるため、公開されている宮殿はその一部。

また最近、居住部分の来客スペースを一部宿泊できるように開放したそうですが1泊何十万レベルなのだとか。

泊まってみたいですね。

 

 

続いては、このシティ・パレスの横にあるジャンタル・マンタルへ行きましょう。

 

 

 

 

このジャンタル・マンタルは、サワーイ・ジャイ・シン2世が造らせた、宇宙への好奇心の庭。

 

現在のような望遠鏡のない時代の天体観測の施設になります。

 

庭というには壮大すぎるかもしれませんが、サワーイ・ジャイ・シン2世はとても天文学に熱心だったそうで、毎日すぐに行けるように自宅のすぐ脇に建てちゃうあたりが、さすがマハラジャ。

 

 

 

 

1日の時間を計る壮大な日時計や

 

 

 

 

星座を観測する建物レベルの道具などがあって、私の大好きな場所。

現在でも正確に天体の動きを観測できるのだそうで、かつてはここで測られた天体の動きにより、行事や農業の日にちなどが決められ、未来の予測や占星術などが行われていました。

 

サワーイ・ジャイ・シン2世は、このジャイプール以外にも何箇所かにジャンタル・マンタルを造りましたが、この自宅脇に造ったジャンタル・マンタルは一番見ごたえのある施設となっています。

 

ガイドさんが、ひとつひとつの観測器具について説明をしてくれますので楽しく聞きましょう♪

 

 

 

 

さらに、この近くにあるかつてシティ・パレスに仕えていた女性たちの住んでいた宮殿にも訪れます。

 

今ではジャイプールのシンボル的な存在となっている「風の宮殿」。

 

 

 

 

内部には大きな中庭があって、外からの熱い日差しを避けるような造り。

またステンドグラスが多く施されています。

 

 

 

 

 

窓からはジャンタル・マンタルの庭が...

 

 

 

 

 

後は、旅する人たちのお楽しみに。

 

 

明日からはジャイプールを離れて、一路インドの西の果てであるタール砂漠を目指し、オアシス都市を経由して専用車で移動をしていきますよ。

続きは⑥にて。

 

 

 

Chie

 

 

 

close

Join a News Letter

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.