ナヴァラトナは、Navarathnaと書く、9つの宝石を配置したインドのジュエリーです。
ナヴァラトナとは、Navaが9つ、Rathnaが宝石を意味する言葉です。
ナヴァラトナはインドだけでなく、スリランカではNawarathna(ナワラトゥナ)、9つの宝石で出来ていることから、そのまま「9つの宝石」や「ナインストーン」とも呼ばれて、広くインド周辺のアジア諸国でお守りとして親しまれているジュエリーです。
ナヴァラトナは、生まれた瞬間に定められた星の宿命による人の運命を、よりよい方向へ導くとされています。
インドでは、ナヴァラトナはとても古くから親しみのあるお守りとしてよく知られています。
インドで宝石のついたジュエリーは、ファッションで身につけることを楽しむものではなく、お守りとして身につけるのが一般的です。
男性も女性も宝石のついた指輪をいくつかはめていますが、全てに意味があり、お守りとして身につけている場合がほとんどです。
インドでナヴァラトナは、人を選ばない万能なお守りとして、お守りの中の王様と呼ばれ、とても人気があります。
ナヴァラトナの9つの宝石と対応する星
1.ルビー(太陽)
2.パール(月)
3.コーラル珊瑚(火星)
4.エメラルド(水星)
5.イエローサファイア(木星)
6.ダイヤモンド(金星)
7.ブルーサファイア(土星)
8.ヘソナイトガーネット(ラーフ)
9.クリソベリルキャッツアイ(ケートゥ)
ナヴァラトナの9つの宝石は、それぞれ対応する星があります。
ラーフやケートゥは日食や月食となる宇宙上のポイントのことをまったく新しい星とみなして当てはめています。
生まれた瞬間の星の位置で人の宿命を定めることから、生きていく中で星のよい影響が受けられるように、ナヴァラトナには星とリンクする宝石が配置されています。
ナヴァラトナの9つの宝石は、伝承的に配置する位置が決まっているので、正しくセッティングされたものを選ぶことが大切です。
また、ナヴァラトナの9つの宝石は光を透過するように作られるため、ジュエリーの宝石の裏側はふさぎません。
ナヴァラトナの宝石の光が肌へと落ちることで、その効果を発揮すると言われていますので、身につけることも大切です。
毎日、身につけてナヴァラトナに光を当て、体にナヴァラトナの宝石の光を取り入れることで運命をよりよく導くとされています。
ジュエリーは毎日使用を重ねると壊れやすくなりますので、夜は外して休ませてあげると長持ちさせることができます。
Nityaではナヴァラトナのジュエリーのお取り扱いをしています。
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