こんにちはNitya(ニーチャ)スタッフのchieです。
まだちょっと寒い日が続いていますが、少しづつ春の訪れを感じ始めた今日この頃。
そろそろ桜の便りも届くようになりそうですね。
桜が咲くと聞くと大体の人は嬉しく思うもの。
それを伝える人も嬉しそうに話しますよね。
これは言われたことに同調し共感しているということなのだとか。
それって普通なこと。と思うかもしれませんが、この共感とは、人の間で音と同じように共鳴が起きているのだとしたら、どうでしょう。
今日は、この響き合う世界、共鳴とナワラトゥナ(ナヴァラトナ)についてお話ししようと思います。
響き合う世界
すべてのものは、ある振動を与えると共鳴を起こします。
ギターやバイオリンなどの弦楽器やフルートなどの管楽器もこの共鳴を利用したものですよね。
現代の科学では震える振動はものによって様々で、それぞれ固有の振動数を持っているようです。
それを固有振動数というのだとか。
同じ金属というカテゴリー内でも鉄と銅とでは違いますし、また形状によっても振動数は変化するのだそう。
同じ植物でも、カモミールとラベンダーでは違いがあり、人間の臓器でも肝臓と腎臓では振動数が違うのだそうです。
それは、それぞれの振動数を持つ小さな原子レベルでの集合体が何かの形をもつ中で、固有の振動数が生まれるということなのだとか。
細胞や臓器といった人間の身体の部分では、元々持っている正常な固有の振動数が乱れてくると、その機能が低下したり、不調や病気を引き起こすのだそう。
振動数が乱れてくる、というよりも振動数が乱れてしまうような生活を送ったため。という方がわかりやすく伝わるのかもしれません。
好きな音楽や健康によいとされる食べ物、また自分の考え方を理解してくれている仲のよい友達と話したりすると元気が出るのは、ちょっと不調になった時に自分の中で心地よく響くからなのかもしれませんね。
東洋思想の「陰陽五行説」では、人の身体を構成する臓器はそれぞれの感情とリンクし影響を与えるとされています。
肝臓・胆 = 怒り・イライラ・プレッシャー
心臓・小腸 = 喜び・愛情・悲しみ
脾臓・胃 = 悩み・心配・依存
肺・大腸 = 憂鬱・深い悲しみ・後悔
腎臓・膀胱 = 恐れ・驚き・不安
「陰陽五行説」の相互作用は現代科学では解明されていませんが、長年この理論によって治療が行われてきたことで、作用が的を得ているとされ評価されてきました。
これも現代科学でいえば、感情の持つ振動数がリンクする臓器に響いているからなのかもしれません。
ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)が生まれたヴェーダ哲学では、世界は音から始まったと記されています。
ナワラトゥナ(ナヴァラトナ)のナインストーン9つの宝石は9つの惑星とリンクし、私たちの運命が惑星から受ける影響をよりよい方向へ導くと言われる古のジュエリー。
これも、小宇宙であるわたしたち人間の持つ内なる大宇宙の中で、ナインストーンの9つの宝石が響き合い作用するからなのかもしれません。
現代科学でのこの世のすべては「振動でできている」と言われています。
人間が持つ喜びや悲しみ、怒りが多くの人に同調し広がると、大きな感動や悲劇をもたらします。
この世のすべてが振動でできているのであれば、愛や思いやりを大いに持って響かせ合い、豊かな社会をつくっていけたらいいですね。
Chie