ナインストーンは、そのまま9つの石を表していますが、スリランカではNawarathna ナワラトゥナとも呼ばれ、9つの宝石を配置されたジュエリーとして有名です。
Nawarathna ナワラトゥナとは、Nawaが9つ、Rathnaが宝石を意味する言葉です。
ナインストーンはスリランカだけでなく、インドではNavarathna(ナヴァラトナ)、9つの宝石で出来ていることから、そのまま「9つの宝石」とも呼ばれて、広くインド周辺のアジア諸国でお守りとして親しまれているジュエリーです。
ナインストーンは、生まれた瞬間に定められた星の宿命による人の運命を、よりよい方向へ導くとされています。
スリランカでは、ナインストーンは人生のお守りとして、赤ちゃんが誕生した際にお母さんとお父さんから贈られることが多いのだそうです。
ナインストーンを贈られた赤ちゃんは大人になるまで、アンクレットにしたり、ネックレスやリングにして、大切にナインストーンを身につけます。
ナインストーンの9つの宝石(対応する星)
1.ルビー(太陽)
2.パール(月)
3.ピンクサファイア、オレンジサファイア(火星)
4.エメラルド(水星)
5.イエローサファイア(木星)
6.ダイヤモンド(金星)
7.ブルーサファイア(土星)
8.ヘソナイトガーネット(ラーフ)
9.クリソベリルキャッツアイ(ケートゥ)
ナインストーンの9つの宝石はそれぞれ対応する星があります。
ラーフやケートゥは、聞きなれない言葉かもしれませんが、日食や月食となる宇宙上のポイントのことをまったく新しい星と考えているものです。
生まれた瞬間の星の位置で人の宿命を定めることから、生きていく中で星のよい影響が受けられるように、星とリンクする宝石が配置されています。
ナインストーンの9つの宝石は、伝承的に配置する位置が決まっているので、正しくセッティングされたものを選ぶことが大切です。
また、ナインストーンの9つの宝石は光を透過するように作られるため、ジュエリーの宝石の裏側はふさぎません。
ナインストーンの宝石の光が肌へと落ちることで、その効果を発揮すると言われていますので、身につけることもとても大切です。
スリランカでは、星々の恵みを感じながらの生活が、今も昔と変わることなく息づいています。
特に月は重要視され、満月の日は静かに過ごせるよう国の休日となっています。
Nityaではナインストーンのジュエリーのお取り扱いもしています。
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