ナワラタナとは、古くから伝わる運命をより良い方向へ導く9つの宝石のお守りです。
ナワラタナは、3000年もの歴史があるヴェーダ哲学の「人間は大いなる大宇宙の中の小宇宙である」という考えから生まれました。
大宇宙の森羅万象が、私たち人間の森羅万象に影響を与えることから、その中のネガティブな影響を好転させる方法として、ナワラタナは長年人々に親しまれ、身につけられてきました。
大宇宙の中で、私たちに影響を与えるといわれるナワラタナの惑星は9つあり、サンスクリット語でナワグラハ(ナワ:9つ、グラハ:惑星)と呼ばれています。
またナワラタナは、サンスクリット語でナワ:9つ、ラトゥナ:宝石という意味で9つの宝石とも呼ばれています。
ナワラタナは、このナワラトゥナが日本語読みになったもので、同じ9つ宝石を意味しています。
日本ではqvcのテレビショッピングで、以前「ナワラタナ」としてこの宝石が販売されたことにより、ナワラタナという名前が広まったようです。
またインドではナヴァラトナと(ナヴァ:9つ、ラトゥナ:宝石)と呼ばれます。
これも発音の違いで同じものを意味しています。
《ナワラタナの9つの宝石と9つの惑星の種類》
1. ルビー 【太陽】
2. パール 【月】
3. コーラル(インド)、
ピンクサファイア、オレンジサファイア(スリランカ) 【火星】
4. エメラルド 【水星】
5. イエローサファイア 【木星】
6. ダイヤモンド 【金星】
7. ブルーサファイア 【土星】
8. ヘソナイトガーネット 【ラーフ】
9. クリソベリルキャッツアイ 【ケートゥ】
ラーフやケートゥは星ではありませんが、大宇宙の中で月と太陽のパワーが合体する、とても重要なエネルギーのポイントだとされてきました。
ラーフは太陽と月の昇交点で日食や月食がおこるポイントのことで、ケートゥは太陽と月の降交点で日食や月食がおこるポイントのことです。
日食や月食は同じ太陽と月でも、重なりあうことでパワーの性質が異なるとされています。
ナワラタナの9つの宝石は、虹の7色の光線と同じ周波数(振動数)を持った7つの宝石と、不可視光線である紫外線と赤外線と同じ周波数(振動数)を持った2つの宝石が選ばれています。
これらの9つの宝石が、チャクラを通して人の体に入り、大宇宙の森羅万象のネガティブな影響を抑え、肉体と精神に活力を与えて、オーラに輝きを与えていくとされています。
※チャクラとは
インド地方に広く伝わる身体論の中の生命エネルギーを出し入れする場所で、人の身体の脊椎に沿って7つあるとされています。
※オーラとは
生き物が体の周りに発しているとされる不可視な放射物やエネルギーです。
また独特な雰囲気や、なんとなく感じる力、威圧感などもオーラということがあります。
大宇宙のネガティブな影響を好転させる方法としてナワラタナを身につける場合は、9つの宝石の配置方法が決められています。
9つの宝石は1つ、1つの宝石が別々に作用するのではなく、9つの宝石全体で1つの作用があるとされています。
インドやスリランカでは、たくさんの宝石を身につけている方が多くいらっしゃいますが、宝石はファッションで身につけられることは少なく、皆幸せな状態の継続や長寿を願い、お守りのために身につけています。
宝石を処方するのはアーユルヴェーダ医師でもある星読み(占星術師)の方です。
宝石と宇宙、そして地球の私たち。
ナワラタナは大いなる宇宙の子らとしての幸せを願うジュエリーなのです。
Nityaではナワラタナのジュエリーを販売しています。
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