Nityaニーチャスタッフのchieです。
冬将軍と呼ばれる冬季に周期的に南下する北極気団(シベリア寒気団)がなかなか居なくならず寒〜い日々ですね。
先日からお問い合わせが多く応対に追われているNityaですが、お客さまより興味深いご質問をいただきました。
そこで今日はそのご質問内容などをご紹介させていただこうと思います。
ご質問とは、Nityaでお取り扱いしているナワラトゥナ・ジュエリーの「正式名称は何になるのですか?」とのこと。
確かにナワラトゥナは昔からあるジュエリーですので、インターネットで調べてみただけでも
・ナワラトゥナ
・ナヴァラトナ
・ナワラタナ
・ナワラトナ
・ナインストーン
・9つの宝石
などと様々に呼ばれているようです。
ナワラトゥナはアーユルヴェーダが特に盛んな地域の英語表記だと
インド以北ではNavarathna
スリランカではNawarathna
と表記されます。
他にも英語で表記されているものがありますが、私がスリランカやインドで取材した時の表記はこの2つでした。
呼び方の上記4つ(ナワラトゥナ/ナヴァラトナ/ナワラタナ/ナワラトナ)は日本語でどのように発音するのかで表記に違いが出たものだと思われます。
残りの2つ(ナインストーン/9つの宝石)はNavarathnaやNawarathnaの言葉の意味を英語で発音したものと日本語訳にしたものですね。
Nava(9つ)・Rathna(宝石)
Nawa(9つ)・Rathna(宝石)
※宝石は石(StoneストーンやGem Stoneジェムストーン)と呼ばれます。
Nityaではナワラトゥナを日本語のメイン表記にしていますが、ナヴァラトナも日本でインド占星術を研究されていらっしゃる方からの支持が多いようです。
ナワラタナは以前、qvcのテレビショッピングで「ナワラタナ」として販売されたことがあるために日本で多く使用されているようです。
また、日本でアーユルヴェーダ関連のことに携わっていらっしゃる方々はナワラトゥナと呼んでいらっしゃる方も多いようですね。
英語の日本語での表記方法は、所有者でない限り正式な名称を決定することは難しいものです。
特にナワラトゥナのように古くからある伝承的なものは、いつから「ナワラトゥナ」と呼ばれるようになったのかも定かではありません。
時折、現地で取材をしてきたのにまだ知ることができないの?とのご質問をいただきます。
日本でも地名の九州はとても有名で誰でも知っていることですが、なぜ九州と呼ばれるのかを即答できる人はあまりいらっしゃらないですよね。
多くの人が知っている言葉でも、意味まで知っている人、詳しく知っている人、本当にそうなのかも確認するとなると多くの人を巡り取材を重ねることが必要となります。
そういったことからナワラトゥナはまだまだ取材が終わらない旅途中の神秘的なジュエリーなのです...
ナワラトゥナをどのように呼ぶかについて上記の6つに関しては、正しい、間違っている、ということは無いのだと思います。
様々に呼んでもいいものです。
ナワラトゥナには様々な呼ばれ方がある、という事実を知っていることが大事になるのではないでしょうか。
Chie