「ナインストーン」の意味をご紹介します。
一般に日本で「ナインストーン」と言うジュエリーは、ナワラタナ、ナワラトゥナ、ナヴァラトナ、そして「9つの宝石」とも呼ばれています。
ここではその意味についてご紹介させていただきます。
「ナインストーン」とは、文字通り9つの宝石のついたお守りジュエリーを意味しています。
厳密に言えば、9つの石となりますが、「ナインストーン」のストーンは宝石(鉱物)を表しています。
ナワラトゥナはサンスクリット語で、
ナワ=9つ
ラトゥナ=宝石
という意味の言葉をつなげたものです。
ナヴァラトナのナヴァも同じく9つ、ラトナも宝石という意味で、こちらはインド以北でよく使用されています。
ナワラタナはこれらが日本語になったものです。
「ナインストーン」はインド地方に広く伝わる古からのヴェーダ哲学に基づく、9つの星々とリンクした9つの宝石のついたジュエリーです。
人の生まれた瞬間に定められた自分の星々の宿命に対して、よりよい影響を与えるよう星に働きかける人生のお護りとして、「ナインストーン」は古くから親しまれているものです。
「ナインストーン」は身に着けることで私たちに作用するとされています。
日本ではヨガやアーユルヴェーダにご興味がある方や、実践している方によく知られているお守りジュエリーです。
《「ナインストーン」宝石の種類》
1.ルビー
2.パール
3.コーラル(インド)、ピンクサファイア、オレンジサファイア(スリランカ)
4.エメラルド
5.イエローサファイア
6.ダイヤモンド
7.ブルーサファイア
8.ヘソナイトガーネット
9.クリソベリルキャッツアイ
《「ナインストーン」の星の種類》
1.太陽
2.月
3.火星
4.水星
5.木星
6.金星
7.土星
8.ラーフ(太陽と月の昇交点:日食や月食がおこるポイント)
9.ケートゥ(太陽と月の降交点:日食や月食がおこるポイント)
「ナインストーン」に使用される宝石は高価なものなので、それぞれの宝石には代替石というものが指定されています。
様々な代替石がありますが、ここでは何個かをご紹介します。
《「ナインストーン」の宝石の代替石》
1.ルビー ←【サンストーン、赤いガーネット】
2.パール ←【ムーンストーン】
3.コーラル(インド)、ピンクサファイア、オレンジサファイア(スリランカ) ←【カーネリアン】
4.エメラルド ←【アベンチュリン、ペリドット、緑のジルコン、緑のジェード】
5.イエローサファイア ←【シトリン】
6.ダイヤモンド ←【透明なジルコン、水晶、ホワイトサファイア、ホワイトトパーズ】
7.ブルーサファイア ←【ラピスラズリ、ブルートパーズ】
8.ヘソナイトガーネット ←【茶色のジルコン、サードオニキス】
9.クリソベリルキャッツアイ ←【ターコイズ】
スリランカを訪れると代替石9個セットのお土産がよく売っていますので、どのような宝石がセットされているのかを見ることができます。
「ナインストーン」をお守りとして身につける場合は正しい配置が決められています。
「ナインストーン」は、1つ、1つの宝石が別々に作用するのではなく、9つの宝石全体で1つの作用があるとされていますのでご注意ください。
Nityaでは「ナインストーン」をナワラトゥナと呼んでいます。
Nityaではナワラトゥナのジュエリーを販売しています。
ご興味のある方は、ぜひこちらの>>ナワラトゥナ ジュエリーもご覧ください。